映画
「六ヶ所村ラプソディー」の上映

(1時間59分)

 会場:たづくり映像シアター(定員108人)
   1回目 10;00開場 10:30上映
       12:30〜13:00 監督のトーク
   2回目 14:00開場 14:30上映
       16:30〜17:00 監督のトーク

 上映協力券 前売 大人 1000円
 当日 大人 1300円
 中学生未満無料

     現在 前売チケット販売中

 使用済み核燃料再処理工場六ヶ所村には核燃料サイクル基地がある。その中心は使用済み核燃料再処理工場だ。世界で最も新しいプルトニウム製造工場となる。ここが稼動すれば日本は新たな原子力時代に入ってゆく。今、エネルギーをいったいどうするのか、私たちは岐路に立ち、選択を迫られている。
 私はイラクでがんや白血病になった子供たちと出会った。湾岸戦争で劣化ウラン弾が使われてから、がんの発症率が上がり続けている。しかし、病気と劣化ウラン弾との関係は未だ医学的に因果関係が証明されていない。子供たちが病気になり続け、死に続けている現場から前作、『ヒバクシャー世界の終わりに』は始まった。身体の中に放射性物質を取り込んだ現代のヒバクシャに出会う旅の終着点は私たちの足元、六ヶ所村だった。劣化ウラン弾は原子力産業から出てくる廃棄物から作られている。
 核の平和利用の副産物なのだ。
 全国から核廃棄物が集まってくる六ヶ所に生きるということは、くらしの根っこに核があることを日々つきつけられながら生きることに他ならない。電気エネルギーを使う日本人全ての難題に、地元の人々は向き合って生きている。その様々な生き方とくらしを見つめた。日本の原子力敵策は揺ぎなく、産業は巨大だ。今でも夢のエネルギーとして原子力は位置づけられている。そのような原子力とどのように向き合うの力、それは一人一人がどう生きるのかを間われることに等しい。自分自身の選択を生きる人々の日常。そこから私たちの未来が立ち上がってくる。
   監督 鎌仲ひとみ(六ヶ所村ラプソディ公式HPより)

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